FC2ブログ

いろーーんな意味で「現代人で良かったぁ!」と思わせる「菱田春草」展

おはようございます!

今日もいいお天気♪
菱田



さて国立近代美術館「菱田春草」展
菱田

これ、・・・・すごい美術展でした。

(相変わらずの粗?貧?ボキャブラリー)


何がどうすごいって、

今回、年代別に順を追って展示されているのですが

1章 日本画家へ:「考え」を描く(1890-1897)
2章 「朦朧体」へ:空気や光線を描く(1898-1902)

この段階で、見ているだけで何だか苦しくて帰りたくなる!!!



1章 日本画家へ:「考え」を描く(1890-1897)

菱田
秋景山水(1893年)

19歳でこの絵が描けるなんて。



菱田
寡婦と孤児(1895年)

これなんて学校の卒業制作で描いていて。

教授達の間で「駄作だ!」「いや素晴らしい!」と大論争になったとか。

結局、当時校長先生だった岡倉天心の鶴の一声で主席で卒業。

ちなみにこの岡倉天心さん。
岡倉天心

東京美術学校(現・東京藝術大学の前身)設立に大きく貢献し、

日本美術院を創設したお方。

横山大観も菱田春草も岡倉天心が大好きで、岡倉天心もものすごく可愛がっていた模様。




2章 「朦朧体」へ:空気や光線を描く(1898-1902)

菱田
寒林(1898年)

菱田
月下狐(1899年)


菱田
秋景(渓山紅葉)(1899年)

あたしの中の紅葉って
菱田菱田
こういうイメージだったわけで。

この二つの姫シリーズなんて
菱田
稲田姫(1899年)

菱田
伏姫(常磐津)(1899年)

美しいけど物悲しすぎて。

美しいといえばこれも。

菱田
王昭君(1902年)

中国の絶世の美女だった王昭君。敵国へ女性をひとり差し出すため、肖像画で最も醜い者を選ぶことになったとか。

その選出方法もなんだかなーとは思うけど。

で、他の女性は似顔絵師に賄賂を払って美人に描いてもらったけど、

彼女だけは賄賂を払わなかったからおブスに描かれちゃって敵国に行くことになったんだって。


菱田
本人と嘆く二人に対して。

菱田
ちょ、ちょっとーーー。嫌な感じ。




どの作品を見ても、すごく繊細で上手いなあと感じるのだけど、

その後にやってくる息苦しさ。

なんだろう・・・・。


絵の中に「霧」や「湿った空気」を感じるというか、

絵なのに「湿度を強く感じる」というか・・・。


うがぁーーー。うまく言えない!



ちなみに。

「朦朧体」って、輪郭は描かずにぼかして空気や光などを描く試みだったみたいで。

当時の評論家の人たちには評判がすこぶる悪く。

悪意をもって呼ばれたらしいの。


私がその時代に生きていたら

おんなじように言っちゃってたかもーーー。


ふぅー、現代人でよかった。



認めるのってやっぱり才能と勇気がいるのね。


そういう意味でも、岡倉天心はすごい人なのねーーー!


YUNEMOKO点心はまだまだね。



でも、このままでは終わらせない作品が次回ついに登場ーーー。



        YUNEMOKO

スポンサーサイト



にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代 自分らしさへ
美術館・ギャラリー ブログランキングへ

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yunemoko

Author:yunemoko
はじめまして。元アラフォー主婦のyunemokoです。この年になって美術館巡りが楽しいと知りました。ただ、余りにも知らない事が多すぎて行く先々で皆様にご迷惑をかけています。いつかは上手に美術鑑賞が出来るのが目標です。 

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR